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けんちく家

Author:けんちく家
建築の設計・工事監理の仕事をしています。

建設業は、日本の経済を動かす主幹ですね。それだけ、関係者が多い。
建築には数多く知識が必要です。

いったい、住宅を建てるのに設計者も施工者もどんだけ技術・知識があるのでしょうか?建築の雑学を中心にブログを始めました。




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2x材の、2つの寸法!
かつて、カナダの2x材のメーカーの日本事務所で輸入の話をしていた所、同じ2x4材なのに価格が2つ有って驚きました。

なぜ?20%も違うの????

乾燥材(KD)価格と未乾燥材の価格だと、メーカーの説明を受けて納得しましたが、2x4なのに寸法が違うことが不思議でした。

北欧との取引には、製材寸法が基本で2x材のような規格がなかったのかもしれません。

カナダには、独特の文化があって驚きました。
日本では、メーカーであれば品質が同じであるのに対して、カナダではメーカー指定をしても2x材の品質はかなり違うことが当たり前になっていることに驚きました。

カナダでは、工場買収が激しく今日の工場が明日はライバル会社の工場になることが、日常茶飯事だそうです。

ですから、気に入った木材を購入するにはどの工場で生産されているのかを意識しなければならないそうです。必ず、木材に工場№が入っているとのことでした。確かに、カナダも広い国土ですし工場は常に近くからの伐採で加工しているのですので、当たり前のことですが。


しかし、面倒ですね。今年はAメーカーで来年はBメーカーとなると価格交渉が大変!





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木材 | 00:28:59 | Trackback(0) | Comments(0)
木材の含水率
木材には含水率の規定があります。

一般表示は、D15・D20・D25の3種類が一般的です。
例とすれば、D15は含水率15%以下となります。

含水率で木材が何かもわかりますね。

まず、D15となれば集成材以外はないですよ。15%以下の集成材を作るのに、一般的には4%から7%まで木材を乾燥させます。なぜ、そこまで含水率を下げるのか?

集成材の接着剤が、10%以上になると強度に問題が出るからです。よく、集成材の剥離が問題になることがありますが、原因は含水率を守らないで接着した結果です。製品となっている時には、わからないのですがカットを入れた瞬間に小口が開くことで、プレカット工場が気づき市場に出るのを防いでいるのでしょう。

集成材が、日本の梅雨や雨等の湿気に弱いと言われているのが、接着材の問題です。

集成材が11%くらいなのは、貼りあわせ後に徐々に木材に水分を吸水させていくのも一つの方法です。

集成材のように、4%まで含水率をさげると細胞を殺す状況となりますので、木が水分を保有しなくなります。集成材で出来た木造建築は、木の性質をなくしているので木造建築とは言いにくいのではないのでしょうか?

乾燥材と言われる、D20までが本来の木材としての性質を残した木造建築と思います。
昔の工務店は、木材置き場に一年以上立てかけて乾燥させ、木の性質を出させて木材の使用個所を決めていましたから、いい木造建築が可能だったのでしょうね。

今の、KD(乾燥材)は、ボイラーで2日から3日くらい重油を燃やして、強制的に乾燥させています。
スピード時代ですが、木材の味はないですね。釜から出した直後の木材は何故か、油くさいです。

木の香りが飛んでいるのを見ると、木材に思えない。しかし、市場の要求ですのでこれも有りですね。









木材 | 00:12:11 | Trackback(0) | Comments(1)
LVLは湿気に弱い?
梅雨の季節に、LVL柱の寸法確認に行った時のことです。

サンプルで30本を検査していると、105x105の柱寸法がかなり寸法精度が悪い。
貼面材方向にかなりバラバラの寸法結果がでた。小口は意外と安定しいる。

小口面  105 + 2ミリ前後
貼合面  105 + 3ミリから8ミリ つまり、108~113ミリ

プレカット工場の工場長に確認すると、梅雨のLVLはこんなもんだし、LVLの精度が5ミリ以上も多いですよ。との説明がありました。

しかし、金物工法(ピン工法)でこれだけの許容差があれば、相当金物仕様のプレカットは緩めにセットしないと、納まらない。

金物で引寄せを考えると、これでは構造材が割れる。と直ぐに実感!

LVLの梅雨での収縮は、当たり前と言われても製品精度をアップしなければと思い、直ぐにLVLメーカーとの精度基準交渉をしました。メーカーとしては、5ミリまで許容で良いのでは、との意見でいしたが、こちらの要求は1.0ミリをマックスで交渉。

後日、現場で商品確認をしてもらい、加工内容を説明してやっと入荷時で1.5ミリを最大で製品管理を特別におこなうことで、合意となりました。かなり、大手の企業だけに、折衝には疲れました。しかし、現況ではほぼ1.0ミリを切る寸法精度で入荷!

工場側でも、LVL入荷に関しては工場内の保管を前提に決定。

しかし、これらは製品加工をして、現場搬入まで。その後は??????
でも、結局は梅雨の時期のLVLの収縮には問題があるのでは。

工場の経験値では3ミリから4ミリの収縮は当たり前とのことでした。
軸組を組み合わせれば、固定されて納まるかもしれませんが。

しかし、収縮の激しい材料は金物との緩みに不安が残りますね。
金物のボルトが緩めば、強度70%減だそうです!?


木材 | 00:30:02 | Trackback(0) | Comments(0)
お宅のその柱、JAS! 装品????
JASとは日本農林規格の略です。

集成材や合板などは必ずJASマークが入っているので、安心して使っています。
でも、世の中の規定では抜け道ばかり!

JASマークを使用できるのは、日本のJAS規格認定工場からの出荷商品のみに使えるマークです。

輸入材料にJASマークがあるのはなぜ?

正しい利用は、外国の工場でJAS認定を受けているからです。正当な話はですね・・・・。
しかし、世の中は正しいことが全てとは、言い切れない!!!!


外国の工場    → JASマーク使用不可 
外国の認定工場 → JASマーク使用可能 
外国の工場    → 国内のJAS工場  →  JASマーク使用可能

つまり、外国のJAS認定工場以外からJAS認定品として国内に販売するには、輸出して日本のJAS工場出荷となればOKなのです。

材料の品質は確保されていると思いますが・・・・・・?何のためのJAS?

『 うなぎの偽装問題 』 と変らないような気がします。

安くて良い物を選ぶ、本物を見る目を消費者が勉強をする時代ですよ!

木材 | 13:37:10 | Trackback(0) | Comments(0)
木材の強度とは?
よく、この木は強いよ!とかの判断基準はどうなっているのでしょうか?

建築基準法の構造に各樹木ごとに、強度が出ています。この、強度によって構造計算がされています。自然の木ですから、気候や山の状況で性質も多少は違うし、節の数によってもかわるために、かなり強いものもあれば、弱いものもあります。

昔は、大工職人が木を見て、強さや曲がる性質を見ながら使っていたものです。
しかし、現代は機械化の時代。
そんな、ことを考えていたのでは生産効率が落ちるばかりです。ましてて、輸入材の大きな樹木は辺材のみで芯がない材料の使用もあり、こんなことに手間をかけてはいられないし・・・・。

その意味では、近年は乾燥材、集成材の利用が増して、少しは木材の収縮や曲がりに対して、少し信頼が高まったのではないでしょうか!

特に、集成材のような工業品においては、ラミナ(張り合わせる前の、細い木材)の強度を測っています。実は、その強度測定で、ヤング係数に絡んだ強度として表示が基本となっています。

集成材の強さが、無垢材に比べて、強度が1.5倍あるとの認識はこの数字なのです。

この何年かで木造の家を建てたことのある方は、上棟をしている時に、各柱や梁にシールが一本ごとに貼ってあるのをご覧になっているかもしれません。


シールには、製造国・材種・強度が必ず記載してあります。2年前ですと、中国産の柱が多く使っていたと思いますよ。

一度、天井に入ってみれば、直ぐに確認できますので、自分の家がどこの国の材料が使用されたいるか?がわかります。

ホワイトウッド集成材  E90
レッドウッド集成材    E105(2007年3月までは、E120)
スギ集成材        E105 
米松集成材        E120 
LVL             E120~E140 

集成材と言っても、これだけの強度差があるのをご存知ですか?
レッドウッド(欧州赤松)については、昨年に材料の質が悪くなったことで、業界で強度を下げた経緯があります。

過去のプログでブラックウッドのことを書きましたが、つまりレッドウッドほど強度が出ないのに、見た目がわからないことがあったことを!偽装の件

なんだか、騙されている気持ちになります。
やはり、国内の集成材メーカーの方が、安心できますね。






     

木材 | 13:14:33 | Trackback(0) | Comments(0)
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