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けんちく家

Author:けんちく家
建築の設計・工事監理の仕事をしています。

建設業は、日本の経済を動かす主幹ですね。それだけ、関係者が多い。
建築には数多く知識が必要です。

いったい、住宅を建てるのに設計者も施工者もどんだけ技術・知識があるのでしょうか?建築の雑学を中心にブログを始めました。




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耐力壁 構造用合板の貼り方って!
構造用合板の施工方法を理解していない建築工事って本当に多いですよね。
前のブログで、耐力壁・非耐力壁を知らないで、全ての合板を@150で打っている不具合についてかきましたけど、建築会社の現場監督も耐力壁の理解をもっと分かって欲しいですね。

この前、千葉の建築現場で知人が見てくれない!と相談があって、まあ仕事抜きで寄って見ました。
図面も持っていなく詳細を見ませんでしたが、構造用合板の貼り方が成っていない。

ノボパンと言う合板を使っていたのですが、910の壁量が必要な面積で何故か、左外周部と中央部を@100で打ってあり、右外周部は@200で打ってある。

これでは、耐力壁の必要耐力が確保出来ていない。
つまり、極端に言うと910の半分の455しか利いていないので、この家は必要耐力壁の半分の力に耐えるだけになってしまうと言うことです。

建築基準法の半分しか、構造がもたない・・・・・・?

大工さんに聞いて見ると、いつもこうしているよ。との答え?

角から455版にして、910の真ものは窓に掛けて欠いて使っていると!確かにこのような使い方をすると折角ノボパンに書いている釘ピッチの印が窓側(外周部にあたる)部分に@200の印が来る。

つまり、大工さんはピッチのラインに沿って釘を打っているのです。
しかし、構造耐力を理解していない!!!!

現場監督に聞いて見ると、いつもこの納めと言っている。この材料を使って1年半位経つけど、保証・保険機関の3社からも保証・保険検査でも言われた事がない。
検査も結構、いい加減かも知れませんね?

と言っているうちに設計者に確認すると、間違っているとの電話のやり取り?
Mハウスが真モノを角から打ちつけるのは、こういうことだったのか!と変な納得をしていました。

恐ろしくなったのは帰りがけです。
かなり有名な会社で、年間500棟はやっていると思いますが、これは一担当者の問題ではないな!
大工さんも現場監督も同様な理解をしているとなると、同じ会社の現場も同じ間違えをしている。

大工さんも、いろいろな現場監督に施工管理をされている訳だし、他の監督も指摘していないとなると?この企業の1000棟は、もしかしたら耐力不足??????

無知とは、悪意がないのだから・・・・・・。
決して、手抜きをしている自覚もないし!
それ以外は、結構しっかりした施工をしているので、何だか施工している方も可愛そうだけど、購入者は悲劇ですね!!!!!!

まさか、検査済書をもらい、10年保証を受けているのに、実は耐力不足の家に住んでいる。

まさに 『 信じるものは救われる 』・・・世界ですか???????










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設計・工事監理 | 02:39:21 | Trackback(0) | Comments(0)
木造の中間検査
行政の木造中間検査に立ちあっていると

『本当に確認しているんですか?』と疑いたくなりますよ。

検査員によってまちまちですが!

耐力壁の位置も調べないで、帰ってしまうので・・・・。

中には、ホールダウンの耐力が違うとか、合板耐力で全てを耐力壁にしていると、偏芯が起きるので計算し直しとか、指摘する素晴らしい役人もいますが!!!!

確かに、足場に登ったりしてケガをしたのでは大変ですが。建築現場も安全対策がされていない方が多いですね。
はしごの固定はされていないし、基準監督署はチェックをすることはないので放置状況では、危険がいっぱいです。

まあ、建築検査と言っても結局kは、施工監理者や現場監督がどんだけしっかりと管理しているか!

人間のやることだから、行政やブランドのみで信用は??????。

行政なんて『当てにしない』と思うくらいの気持ちで、建築業者を選定しましょう。

出来れば、現場監督が指名できれば良いのですが。

設計・工事監理 | 21:21:53 | Trackback(0) | Comments(1)
ノボパンはやわらかく?
木造建築には、粘りが必要と言われています。
硬い接合は確かに強い。
木造は元来ピン構造であり、揺れることで力を分散しているために、しなやかなことで構造が保っているのでは?


超高層はスネーク状に揺れることを良しとして、バランスを保っていることは有名ですよね。
鉄骨構造事態は、ピン構造ですから。

最も揺れない剛接合のRC構造では、不可能なことと考えれば・・・・。

もともとは、五重の塔が何故に地震で倒れなかったことをヒントに構造設計されていることは有名ですね。

今の、木造建築は剛構造に近づけている風潮にあります。
構造計算では、きっとよい結果となっているはずです。

確かに、床は根太工法+火打ち工法よりパネル工法にした方が、数値的にもはっきりしているのですが、水平耐力に対してねじれが少ない。

しかし、2階の床だけ強度をましても土台や小屋組みに火打ち工法では総体的には感覚的には疑問が残ります。

部分工法だけで、建物全体の揺れの解析をしている訳でも無いでしょう。
片寄りがあることで、全体の粘りのバランスは?

さて、本題のノボパンがSTPからSTPⅡになって何が変わったか!
もともと、専用ビスで留めることで3倍の耐力値があった。

それが、STPⅡになって釘で留めることにより2.7倍として耐力値が下がったことの理由は?
また、何故に釘でOKになったのか。

それは、STPとSTPⅡの芯材の強度を変えることにより、釘でOKとなったのですね。

要は、硬いビスには硬い材料、粘りのある釘には少しやわらかい材料を使い分けることで、釘打ちでも可能になったとのことでしょう。

逆は、真ならず・・・。

つまり、強度のバランスが取れることが建物のバランスを保つことの答えを見たような気がしました。

建物の設計をする時には、全体のバランスを考えながら柱の断面や耐力壁の位置を注意しましょう。
木造建築は、何となく的な部分が多々ありますね。

通柱 120□ 隅柱 120□ 管柱 105□

こんな単純な仕様は、あまりにもお粗末な考えなのかも知れません????









設計・工事監理 | 03:40:15 | Trackback(0) | Comments(0)
こえられない、設計?
建築の設計に携わり、何十年も経ちますが今でも自分では実家の設計力を超える自信がありません。同じ条件を出されて、自分は本当にこの住宅が出来るのか?

今の知識・経験を持っても、出来ない!

設計って感性なのかもしれませね。

実家の設計者は、本当に当時は最高の住宅を作っていたと思います。きっと建築家として最高の時代に設計したのかもしれません。

世の中不思議なことに、偶然に実家の設計者と2回比較されることになりました。
群馬の住宅のコンペで、80坪くらいの住宅の設計で最終的に自分を選んでくれたことがありました。
そのコンペには5名の内、実家の設計をしてくれた設計者が参加していました。
何が、施主を感動させたのか、時代の感性かもしれません。

2度目は、前回書いたHバーです。距離も20mも離れていない場所に実家を設計した建築家が完成した建物があったのでしたが、自分の設計が終わりって建物が完工した後に、Hバーの2年前の完工だそうですが、施工を同じ会社でしたことで知りました。

この比較でも、かなりの方が自分の設計力を認めて貰ったので嬉しかったのですが、実家の設計をしたことを誰もしらなかったので、複雑な気持ちでした。

考えてみれば、その建築家が実家を設計した年齢と、当時の設計していた年齢が似た年だったし、そんな感性に敏感な年令ってあるのかもしれません。
今、かつての建築を設計しろと言われても、デザインの怖さを知り始めた自分も無理かもしれませんね。

当時は、色・材質・デザインでも距離感が違うことに異常な感性があって、パースの人が悩んでいたことが、しばしばありました。

この時代は色にもこだわって、口紅の各メーカーの少しの違いや、女性の口の色とのマッチングや肌の色とのマッチングまで、考えていたほど真剣に考えていることが当たり前に思っていた時代だから、出来たのかもしれません。



設計・工事監理 | 00:40:50 | Trackback(0) | Comments(0)
時代を超えて(4次元空間)
いい建築って、時が過ぎても何時の時代にも主張があって心に訴えかけると思います。

たまたま、子供の頃は横浜や鎌倉に住んでいたので、近くには歴史を感じる建物が多くて、子供ながらにも、何となく良さを感じていたのでしょう?

こんな環境が、自分が建築の道を選んだのかも知れませんね。

4次元って、時空を超えた建築です。
昔、ベニスに行った時にほとんど人の居ない冬のサンマルコ広場で、霧がかかった何となく歴史の重みを感じることがありました。何日か、イタリアで過ごした後、パリのルーブル美術館で絵を見ているときに、多分200年以上前のベニスの町を描いた一枚がありました。

驚いたことに、まるで数日前に見たベニスの街、そのものでした。感動と感銘を受けてパリの街に戻りました。しかし、そこで見たポンピドーセンターの違和感を今でも覚えています。

当時は、設計を中心とした仕事をしていましたので、その感動をどのように自分の建築に取り込めるかを考えながら日本に帰ってきた時代でした。

それから、7年は設計中心の仕事に没頭していましたが、いつの間にか直接設計には関与をするというより、たまに気まぐれのようにデザインアドバイスみたいな感じで、組織の一員になって、若き故に受けた感動もいつの間にか忘れていました。

それから、数年過ぎて自分の業務も変わり、部署に新入社員が配属となりました。
たまたま、その社員が住んでいる近くにかつて自分の設計した建物があったので、

『近所の商店街に自分の設計した建物があるよ。』

『教えてください。2つ気になる建物があるんですけど?』

『もう、10年前だけど、早稲田の建築で街を変える建築で研究課題に取り上げられたと施主が言っていたんだ。』

『意地悪しないで、教えてください。』

『ここ!』

『当たりです。思っていた一つです。』

との、話が終わり二ヵ月後、

『父が来たので、一緒に見に行ったのですよ。自分の上司が設計した建物と説明したら、父が10年も過ぎてもデザインが今の時代でも斬新で凄い、こんなデザインはO県の地元ではめったに見ないよ。そんな上司なら、任せると言って帰っていきました。』との報告がありました。

この父親も設計士で、今は地元で建設会社を経営しているのですが。

この話を聞いて、時代を過ぎても通じる設計を目指していた昔を懐かしいと思いながら、感無量な思いが!

それから、一年後に業務拡大で派遣の社員を3名配属がありました。
たまたま、歓迎会でもするかとの話で、何処かに感じのいいお店がありませんか?との話で、みんなで盛り上がっている時に、日比谷にいい店があるのですよっと派遣の女性の提案。

派遣の女性
『Hバーなんですけど、2次会に行きませんか?』

自分
『その店の設計したのは自分なんだけど!一つ失敗して、クリアーなトップライトから星空が見える予定だったんだけど、Hシャンテの壁が・・・・。』

派遣の女性
『だって、結構有名ですよ。』と疑った様子?

かつて新入社員
『雰囲気のいい、そんなお店の通の知り合いもHバーていいよと言っていたけど!』

自分
『当時、基本コンセプトを作るのに2年くらい、オーナーと時間をかけてね。本当に、設計していると言うより、自分の居場所を作りたいみたいな感じで、最後は自分のためかな?結局、出来たのは7年前、運営はS系(有名なお酒のメーカー)のP(ショットバー)を手がけた人たちにしてもらっているんだ。今では、当たって何店舗か出しているんだけどね。』

2人そろって、あきれた顔で!

『なんで、そんな建築のデザインをしていた人が、こんなことをしているのですか?全然、今の仕事と結びつかない?????』

まあ、確かに、自分でも戸惑っている。人生、いろいろ・・・・・・・。





設計・工事監理 | 23:29:34 | Trackback(0) | Comments(0)
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