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けんちく家

Author:けんちく家
建築の設計・工事監理の仕事をしています。

建設業は、日本の経済を動かす主幹ですね。それだけ、関係者が多い。
建築には数多く知識が必要です。

いったい、住宅を建てるのに設計者も施工者もどんだけ技術・知識があるのでしょうか?建築の雑学を中心にブログを始めました。




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木材の加工も0.5ミリ単位!
10年くらい前に、パネルの枠材の角材の精度で、木材の加工工場で製品作りの精度規定の会議をしていたことが、ありました。

ホワイトウッドを 角材寸法 30x97.5の製品精度です。
それまで、鉄骨や鉄筋コンクリートの設計・工事を行なっていて、急に木材業界に入ってきた頃です。

木材なんて2ミリや3ミリ位は許容誤差と思っていたのですが、工場側からの提案が0.7ミリを許容誤差としての提案がありました。

工場  『 今の機械では、0.7ミリ以下の精度は出ないので、これを基本として欲しい! 』
     『 現況では、Sハウスに出荷している規定が一番厳しく、この規定も目標値である。 』
     『 実質的には、1.0ミリ以下とで、合意はされている。 』 

工場からの加工精度を聞いて、本当に驚きました。木材で1.0ミリを切る製品って出来るのかな?
モルダー(加工機械)の刃の一枚もない、すごい。 

木造の技術って、こんなに進んでいるんだ!鉄骨や鉄板精度に近いんだ。
驚きました。

自分  『 当社としては、許容誤差を0.5ミリ以内と考えているのですが、無理でしょうか? 』

無理、ムリ・・・・ 当然、出来ないと思っているのに、酷な発言!!!!!

工場  『 0.5ミリの加工精度の材料比率ですので、ロスが高くてとてもコストが合いません。 』


自分  『 加工した材料の精度を確認したいのですが、製品を見せてもらえませんか? 』
工場  『 いいですよ。では、これから加工工場へ案内させていただきます。 』

製品の寸法誤差を測ると、60%以上が0.5ミリ以内の商品になっている。確かに、0.7ミリ以内だと90%までなり、0.9ミリ以内だと100%の加工精度が出ている。

40%くらいが0.4ミリ以内・・・・!これには本当に驚きました。木材でここまで可能なんだ。KD材を使用しているので、この精度は3週間くらいは保てるとのこと。

確かに、ホワイトウッドの梱包で少し時間が経つと、暴れてしまうので反りが激しくなって商品として使えないもののロスが30%近くでることも。しかし、納入されて2週間以内でパネル製品にしてしまうので、問題ない。

自分  『 目標を0.5ミリ以内でお願いできません!』

自分と仲の良い経営者が、飲んでくれて

工場  『 努力してみます。但し、契約上は0.7ミリでお願いします。』

この条件で合意しました。後日、最初の商品を加工するときに確認してみますと90%が0.5ミリ以内の精度に仕上がっていました。

驚いたのが、0.3ミリ以内が70%、まさに日本の技術!
この精度基準が・・・・・、後日のLVLメーカーとの製品の話合いに続きます。



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建築工法 | 00:54:50 | Trackback(0) | Comments(0)
2x4の家 Jグレードは過去の高級住宅?
2X材の主たる出荷国はカナダです。

このカナダって言う国は、基本的にはアメリカの属州のようなイメージがあります。確かに、アメリカ経済に左右されることも多いことも事実です。

今は、アメリカの住宅事情もサブプライム問題で住宅着工も落ち込んでいますが、その前の、10年間は比較的に順調な気がします。これが、日本にとって問題が生じるのですね。

日本向けの2x材はJグレードと言って、品質基準がアメリカ向けの材料と違いかなり厳しいものです。当然、日本向けの材料は、商売としてはおいしくない市場です。

この背景もあり、近年までカンダからJグレード材料の不足を生じて、日本の2X建築には使用するには難しい状況化でした。しかし、2x工法の住宅は日本においては人気もあり、コストも抑えられて需要は高まるばかり!

こうなれば、昔のようにJグレードを指定しても無理だ!売ってくれない・・・。
確かに、同じ木材だし、少し節があろうが形が悪かろうが、構造的には問題ない!
じゃー、USA仕様でOK。
見栄えが悪いから、パネルの材料で使えば問題なし?パネル化も評判いいし。

Jグレードの2x住宅、いまは建っているのだろうか?





建築工法 | 16:27:39 | Trackback(0) | Comments(0)
鉄骨の家、木造の家 さあ どっち?
住宅を選ぶときに、構造にどのくらい気にして購入するのでしょうか?

構造耐力については、基準法がありますので全ての住宅は問題はないと思います。
しかし、揺れに関してはかなり工法により違いますね!

一般的に揺れない順位

①RC・PC工法の住宅
 接合が剛性ですので、限界耐力の破壊となり、それまでの揺れについては耐えることで、建物の揺れが比較的に起きなくて不安は少ないですね。

②2x4や壁合板を使った住宅
 基本的にはピン構造ですが、床面・壁面で構造を抑えることで、半剛性構造になります。しかし、揺れますよ。

③在来(筋交)・鉄骨(ブレース)工法
 ピン構造ですので、揺れることで構造の柔軟性を高めることで、建物の倒壊を防ぐために、一番揺れます。

建物の倒壊を防ぐことと揺れの意味は、完全に違います。

超高層の建物はご存知のように、スネークさせて揺れることで持たせています。かつて、サンシャイン60に勤務していた時に、座談部屋がちょうど柱と梁に接合している部分で、壁側にもたれるとギシギシと凄い音がして、こんなに揺れていて本当にボルトが切れないのか?

と建築構造を分かっている自分でさえ、毎日が不安でした。

阪神大震災でも、在来や軽量鉄鋼住宅の食器棚、机、TV等が落ちて散乱していたのを、覚えていますか?

では、RC・PCが良いのか!限界耐力まで行った建物の補修は出来ません。建替えです。でも、ピン構造の家は、かなり補修で前の家の状態まで可能となります。

何を基準とするかは、感性かもしれません。


建築工法 | 15:57:57 | Trackback(0) | Comments(0)

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