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けんちく家

Author:けんちく家
建築の設計・工事監理の仕事をしています。

建設業は、日本の経済を動かす主幹ですね。それだけ、関係者が多い。
建築には数多く知識が必要です。

いったい、住宅を建てるのに設計者も施工者もどんだけ技術・知識があるのでしょうか?建築の雑学を中心にブログを始めました。




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窓の巾が2間なのに、両側の柱は105角!
在来工法は、どうして通柱は120角で管柱は105角って決まっているのでしょう?

開口巾が広くなれば、梁が大きくなるのに支える柱は105角。
2xでは開口によってスタッドの本数が増えるのですが!

梁の負担荷重が増えれば、梁を支える柱には応力がかなりかかるのです。
柱に曲げが発生するならば、2xのように柱の2本建てが有ってもいいのでは。

柱面積が増えれば、土台や梁のめり込みが少なくなり応力の分散が可能となれば、揺れが防げるのでは?

3階の構造計算をした結果を見ていると、以外と105の巾の土台のめり込み面積が足りないことが、発生しているので、力の分散を上の階の構造計画変更をしていることもありますが、梁材を柱に使えば良いのですが?

これが出来ない最大の理由が、プレカットのコンピュータソフトが対応していない????
加工が出来ない?

出来ないなら、現場で柱の抱き合わせでボルト接合をすれば、簡単なんですが!
よく昔は、1階の店舗の場合等でスパンを飛ばすときには当たり前にしていたのですが!

機械頼みでは、人間の感性が育たない・

学生時代に設計事務所の構造担当のベテランの方が言っていましたが
どんな形の建物でも、構造設計はバランスだよ!
何となくアンバランスと感じるなら、建物はもたない。
大丈夫と感じるならば、きっと問題はない。

これって、感性ですよね。

確かに、シドニーのオペラハウスは構造の感性で出来たと言っても過言ではないでしょう!


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構造 | 00:18:55 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法のホゾパイプ・・・梁の欠け?
金物工法で代表的なクレテックや北陸テクノは、ホゾパイプで梁にΦ30ミリの穴を70ミリくらい掘ります。

これって、保証会社の検査で梁の欠けにならないの?

ましてやツースリットタイプだと、梁の両端部は30ミリx100ミリくらいで木材を切り落としているので、上から見ても、下から見ても空洞ですよ!!!!手がすっぽりと入ります。

実験をしているので、梁の端部はOKなんでしょうが!

しかし、外周部はホゾパイプが@910ミリで、梁端部は金物梁の加工では、梁欠けだらけではないのでしょうか?

でも、在来加工であれば、梁欠け・・・。矛盾ですよね?

根拠が無いのに、検査している企業が変な理屈を通してもらいたくはないですね。
おかげで、検査前には電気配線、給水配管が出来ない。

結局は、検査後の梁の加工となり、保証会社は免責扱い!

しかし、2xには鉄骨規定のように貫通の規定があるのに、何故に在来はないの!
木材にも、20%は死に節がある前提なんだから、Φ30ミリはOKなのでは?

ましてや、集成材のように強度を計っている材料もあるのだから。








構造 | 02:40:35 | Trackback(0) | Comments(0)
梁の欠け
今の床剛性工法では、梁に床合板を釘で接合するために、密着しているので隙間がありません。

電気配線をするために梁上から10センチくらいから梁の天端に向けて、約Φ30の穴を貫通しなければ、コンセント等の配線が出来ませんね。梁に空洞ができる?

保証会社の検査では、アウト!
じゃあ、どうやって配線するの?

今の階高では、天井が梁にかかることも多いのでは?
梁の上端の部分も電気工事で、かっとカット。

根太工法であれば、5センチくらいの床と梁の間に空間が出来るので、梁を痛めることも無く問題がないのですが。階高もあれば、何の問題も無いのですが!

計算すると、梁欠けが一面ある前提で計算!
何だか、めちゃくちゃな理論です。

梁の根太掘、受梁の堀はどうでしょう!
構造計算をする方によっては、梁の欠けという方もいます。

しかし、一方では木の接合によって、埋木となり欠けにはならない理論もあります。

木造の梁や柱の欠けに確立された理論がないので、最後は設計者に任せるとの責任を押し付けて終わり・・・・?

何だか、木造の強度の理論は無理やり作っているように思います。







構造 | 02:18:08 | Trackback(0) | Comments(0)
建築関係の7月から9月の倒産リスト
まだ、9月が終わったわけでないのですが、この一週間で何がおこるか?
中間決算を迎えた、10月の上旬までは目が離せませんね!


7月から9月の主要倒産会社

Human21(台東区)
プライムスター(港区)
エフ・イー・シー(文京区)
りんかい日産建設(港区)
オマージュ(新宿区)
都市デザインシステム(渋谷区)
カイト(新宿区)
創建ホームズ(杉並区)
セボン(新宿区)
だいしん(さいたま市)
青島建設(横浜市)
アーバンコーポレイション(広島市)
レジェンドハウス(港区)
クラゴ(江東区)
ハウジング大興(練馬区)
多田建設(江東区)
マツヤハウジング(品川区)
三平建設(台東区)
ゼファー(中央区)キョーエイ産業(広島市)
アルファコーポレーション(横浜市)
新生企画(横浜市)
フロンティアシティ
デベロップメント(新宿区)
真柄建設(金沢市)


倒産 | 22:41:06 | Trackback(0) | Comments(0)
窓の上の壁も耐力壁!
建築基準法では、一般的には2.7mくらいないと、耐力壁とは認めてくれないのが、一般的ですよね。耐力壁について、行政に確認しに行ったことがありました。

その時の区の担当者は2.0mで1:2以上であれば認めますとの解答でした。
まあ、これが正解とは思いますが?

所で、性能評価や2xでは、窓上や下の雑壁も耐力壁として換算することをご存知ですか。
0.6mあれば、比率で壁耐力の数値を算入することもOKです。

今や、プラスターボードも1.0倍OKな時代ですから、施工でしっかりと耐力壁と非耐力壁の区別をさせなければ、木造の偏芯力はどうなるんでしょうか?

在来工法でも、この頃は外周全てに合板を貼る工法が多いですが、釘の@が平気で150で打っている。全てが構造壁となっていることも、まれではありません。

こうなると、ホールダウンの入る位置も変わってしまうし、もしかしたら要らないことも多いのでは?

2Xでホールダウンが無い建物が多いのは、構造合板が連続しているので合板の接合では0となり、外周部の応力を消しているからです。

在来工法も同様で、無駄なホールダウンを入れていることも多いですね。

まあ、分かっていない工事監理者が金物の位置は気にしているのですが、現場を見れば矛盾に気が付くはずなんですが?

もしかしたら、構造合板を連続的に@150で貼ってあるならば、後半間ずらした位置にホールダウンが必要なこともありますね。

金物は金物、合板は合板として見ていくような、監理をしていたのでは偏芯が予期しない力の流れになり、危険な建物を作っていることに気が付かない。

総合的な判断が出来ない工事監理をしているプロが多いのも、今の時勢はしょうが無いのかもしれません。

一回は構造計算を読んでみれば、良いのですが!

建築も意匠・構造・設備・施工って、意外と専門家任せで総合的に理解している管理者も少ないことが一般的なのかも知れません。



構造 | 22:27:51 | Trackback(0) | Comments(0)
1階の床の合板を釘@150で?
前回のブログで、在来工法の水平耐力のことを書きました。

構造計算では、1階の床の水平耐力を考えていないことを理解できましたでしょうか?
少し、構造計算を理解すれば当たり前と笑われる内容でしたが、知らない施工監理の人が多いもので、書いて見ました。

検査では、1階床合板で24ミリの合板を貼ってあると、@150の検査をしている施工監理者がいますが、本当に何のためにチェックをしているか不思議です。
まあ、大引にしっかりと釘留めをすることは、床鳴り等の効果は有ると思いますが!!!!!

ところが、

『@150以内になっていないです、釘はN釘ですよね?』
と確認している工事監理者が指示しているので、何を勘違いしているのか?

素直に施工会社の方も分からないのか、
『大丈夫です。N75で大丈夫です。間隔が無いところは、増し打ちしときます。』

こんな、会話もたまに聞きます。

建築の監理では、堂々と言ったものが勝ちでしょうか?

間違っていても。

構造 | 21:44:31 | Trackback(0) | Comments(0)
土台って必要?
内の土台は、ヒバだよ。クリをつかているんだ。

確かにいい材料ですよね。ヒバは雨に強いし、クリは硬いし。土台には最適な木材だと思います。

土台ってなんの役割をしているのか?

昔の寺社等の建築では、土台が無い建物が多いですね。高床式となり、柱を貫でつなぎ合せて揺れを防いでいるのでしょう。柱の下には石が!

土台の上に柱が載る建築様式になったのは、何時の時代?

構造計算では、土台の考え方は無いのは、ご存知ですか!チェックするのに、柱が土台に載っているときに、めり込みの検討をしているに過ぎません。あるから、計算するって感じですかね。

では、何のために??????

現在の建築の収めで、根太や合板を収めるためには土台があった方が、施工がしやすいし合理的な考えからではないでしょうか。
また、筋交いや壁合板を納めるにも、決めやすいことも確かです。

つまり、土台がある建築は木造建築だけです?同じような軽量鉄骨では、土台の感性がない。

この頃は、筋交い金物も土台に接合タイプより、柱に直接力を伝達するタイプが主流になってきました。合板床の構造が主流になっているために、面倒なことがあるからかもしれません。

1階の床剛性も構造計算にも関係がない。水平耐力(横への力)となると・・・・。

これらの理屈がわかっているなら、給水・ガス等の配管が土台を痛めても問題ないのに。
しかし、監理の方はこれらの理屈をしらない方も多く、土台の補強をしろ!と平気に指示をしている場合が多いですね。

きっと、梁も土台も同様な感覚で考えているのでしょう?

ましてや、今はホールダウン金物は直接基礎からアンカーを出しているので、土台影響はないのに!
しっかりと、建築を理解しないプロが多いです。


構造 | 00:40:59 | Trackback(0) | Comments(1)
木造住宅の基礎構造 ②
住宅の2階加重の負担面積について、基礎の立上りを考慮して設計している建物って少ないですね。
基本的に構造を理解していない?

2階の木造住宅は構造計算も必要もないので、設計者としてもそこまでは考えていないのでもOKですね。

昔の建築では、大黒柱って聞きますよね。

つまり、中心の柱には周囲からの荷重がかかるために、他の柱より太い柱が必要なことを知っていたのでしょう。特に、田の字における昔の家では、中心に掛かる柱荷重の負担が、角の柱の4倍、外周中柱の2倍の負担が掛かるのですから!
この単純な理論を、昔の人をよく知っていたのでしょうね。

当然、梁も4本受ける。角柱が2本、外周中柱が3本ですね。今の、建築では通柱の出隅、入隅にひと回り太い柱を使っていますが、中心の柱については一般の柱寸法と一緒です。

この荷重を考えれば、基礎設計における土台負担を考えて、力の分配を考慮した立上りを考えなければ意味がないですね。

トイレ、洗面所や台所周りばかりに立上りが有っても、居間の周りには20㎡も立上りがない。
配筋を強くすることも大事ですが、バランスを考えていかなければ!

力の流れは柱から、1.0mから1.5mくらいが荷重の影響を受ける範囲となりますので。



構造 | 19:30:58 | Trackback(0) | Comments(0)
木造住宅の基礎構造 ①
この7年間の木造における基礎構造は、ずいぶんと頑丈になりました。
やぱり、10年保証の法律が出来たからなのでしょうか?

今やベタ基礎が東京では主流で、名のある住宅企業は採用していることが多いですね。
基礎の保証となると、どうしても強い方に向かざる得ません。
しかし、これも地盤調査の結果で安易に、ベタ基礎を使用しているのが当たり前に近くなりました。

また、不思議なことにある基礎屋さんに聞いたところ、布基礎とベタ基礎では絶対材料代や残土問題で費用がかかるのですが、何故?と確認すると、手間の違いが出るるので仕事が進むので、人件費から考えるとベタ基礎の方が結局は、安いと言っていました。

確かに、工期敵に考えればベタ基礎の方が仕事が伸びる。

でも、この頃の鉄筋使用量は半端じゃない!
これは、中途半端なRC構造?

かつて、木造建築における基礎配筋は、有筋との認識でした。
有筋基礎とは、無筋の基礎に比べてコンクリートの割れを防ぐことを目的だったように覚えています。
それが、今ではRC構造基準に於ける、定着・継手を準用しているために、コンクリート量に対しての鉄筋比率が一般のRC構造の何倍にも成っているのでは?

返って、立上りの交差する部分は、鉄筋量が多すぎてコンクリートが十分に周らないので、圧縮には弱いような気がします。

引っ張りに強くしても、コンクリート量が確保されなければ!!!!
コンクリートに比べて鉄筋は圧縮には、全然弱いですから。

40センチくらいの部分に、定着のために7本も入れたのでは?+アンカーボルト
コンクリートがスカスカ?

RCの梁のように70センチ以上もある部分ではないのでしょうから。

自分の設計した、20年から30年くらい前の有筋基礎の住宅50棟でも不具合を聞いたことがない。
それより、住宅の基礎における荷重における簡易なチェックをしているのでしょうか?

2階の荷重負担面積を考えていない、基礎設計が殆んどではないかと?

木造住宅の基礎構造 ② に続きます。




構造 | 18:53:32 | Trackback(0) | Comments(0)
Human21、ついに民事再生!
いろいろと知っている東京のデベが倒産して行きます。

虚しさと寂しい気持ちになりますね。
Human21も昨年は、何度か訪問して建築の受注を計るべき営業をおこないましたが、あまりにも発注価格の低さに、降ろさせていただきました。

Human21
30坪で25万円/坪できないか?

自分
との投げかけがありましたが、とてもとても無理。
タマホームにお願いしたら、よろしいのではないでしょうか!

Human21
タマホームの内容で検討すると、37万円/坪以上掛かるので、わかっています。

自分
なら飯田Gにお願いしたら、よろしいのではないでしょうか!

こんな会話をしながら、結局は35万円で提案出来ないかとのHuman21の回答
で検討。

年間100棟の発注条件だし、頑張ろう・・・。まあ、2階でなら何とか?
東京・埼玉だし!

千葉の業者も100棟、神奈川の業者も100棟 計300棟の事業拡大。

いろいろとあり、千葉の業者とほぼ同様の金額で、返事待ち。
1ヶ月後に返事をすると言いながら、2ヶ月も過ぎ3ヶ月に突入。

他から、東急ホームに決まった見たいとの情報を得て、担当部長に連絡して訪問。

Human21
『上の方で、東急ホームで決定した。Human21のブランドより東急ホームブランドを使うため』
なんだ、散々価格と言いながら。

と懐かしい思い出でしたが、まさか倒産するとは?

次は、あそこですか?




倒産 | 23:49:41 | Trackback(0) | Comments(0)
構造設計って、感性>経験
構造計算にコンッピューターが必要になったのは、昭和54年に新耐震基準でビル建築に2次解析が導入されて、計算が複雑になったことによります。

構造計算書に基づく設計図書を見るとやけに、メンバーが大きすぎる。
どう考えても、安全値を見すぎ?
今までは、確か10%のオーバースペックで計算しているはず!

何故、10%~15%の範囲で安全値をしているか?施工精度による巾を考えた結果です!

当時はちょうど切り替えにあたり、コンピューターが好きな若い所員が行うと、今までより20%以上もメンバーが大きくなると、構造設計事務所の所長が言っていました。

構造の計算方式が変わって、メンバーが大きく成るのはわかるけど!しかし、これって安全値が20%以上となるのでは???

計算上でエラーが出ると、その部分のメンバーを大きくする。
結果は、他の部分にエラーが出る。また、同様な作業をすることの繰り返しを続けて、最終的には
かなりのスペックオーバー!

構造事務所の所長が言っていましたが、

強くすることは出来るが、弱くすることを知らない。

手計算で、育つとバランスについて考えるけど、コンピューターでは、建物全体構造で見るよりも、平面的に見てしまう。うまく調整すれば、5%アップくらいで済むものを、むやみに結果を出してしまう。』

原因は、コンピューターも人間のバランス感覚まで、取り入れないことです。
所詮は、人間がやる計算の代用品ですね!



構造 | 23:28:51 | Trackback(0) | Comments(0)
木造住宅のオーバー荷重で
地耐力を求めるときに、建物重量を基本としています。

今の、一般的な住宅の建て方ですと屋根も外壁も軽い材料を使うことが多くなっています。
総2階や総3階の住宅を計算すると、

2階建て・・・・・・1.2t/㎡から1.3t/㎡くらい
3階建て・・・・・・1.5t/㎡から1.8t/㎡くらい

だと思います。

なのに、地耐力を求める時には、
2階建て・・・・・・2.0t/㎡
3階建て・・・・・・3.0t/㎡

で検討している設計者が多いのは事実です。
40%も安全率を見れば、全然問題ないことも確かですが、オーバースッペック過ぎれば、結局は高い工事費となることになると思います。

建築の構造は、バランスです。計算だけに頼っても、結局は弱い部分に最終的には応力が集中的に働けば、いくらオーバースペックの強い建築を建てても、弱い建築と変わらないのではないのでしょうか?




構造 | 23:37:53 | Trackback(0) | Comments(0)
スェーデン式の地盤調査
30年近く前に、会社でスェーデン式地盤調査の道具を購入しました。
まだまだ、地耐力となるとボーリングデーターが基本の時代に、簡易型で地耐力を計ることは、住宅業界でもまれな時代でした。

最初の説明で、スェーデン式ボーリング調査はアメリカがベトナム戦争時代に滑走路を作るために、使用していたそうです。
湿地帯が多いので、飛行機の滑走に耐えられるか、簡易方式として。

そんな機械を、住宅の調査に使うとはよく考えたものですね。

課長
『今日の、地盤調査での結果はどうだった。』

自分
『5t/㎡の耐力が出ました。布基礎でW=360で大丈夫だと思います。赤土って強度が出ますね!』

課長
『でもな、盛り土を1.5mしたのが、一ヶ月前だし、データーが出たとしたとしても、鋼管杭を打つのが基本だよ。』

自分
『スェーデン式ボーリング調査しても、結局は意味がないのでは、ないでしょうか?』

課長・・・・・・・無言

確かに、その前に調査した墨田区土地でも、5t/㎡の耐力が出ました。場所的には、かなり弱い場所だったのですが、昔は3mくらいの深さがある池で石炭かすで埋めた場所だったそうです。

何だか、調査結果も信じられないことも結構ありました。

現在は、専門調査を入れることが多いのですが、真実性が高く調査結果が出てきます。
東京のビルの建築では、必ずボーリングデーターを取るのですが、東京23区では1.0mから1.5mまでは、どこも埋土か腐植土となっていました。。

このデーターは役所で見ることも出来ますよ。

住宅のベタ基礎は大体GL-0.2mぐらいに、耐圧がかかるのに何で東京でも2階建てくらいだと必ず3t/㎡以上の確保がされているのが、不思議です。
まあ、ある役所は、行政耐力3t/㎡を認めているし!調査しなくてもOKでビルの3階が建つ。

所詮、埋土・腐食土の上に違いはないのでは、無いのでしょうか?
東京近郊では、表土でローム層が出るのは相模原辺りしか、聞き覚えがありません。

住宅もデーターに翻弄されすぎているような感じですね。

基礎の職人がスェーデン式調査をしている時に、言っていましたが

周りの建物と地盤を掘れば、強いか弱いかわかるものだよ。

まあ、黒土は弱く、赤土は強いのは常識ですね。
それと、近所の人に昔からの話を聞くのが一番のでは。







構造 | 23:23:09 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法の歴史 Ⅸ
新築した建物を3ヶ月で解体することに立会う経験って、そうはないですよね。

Eホームの金物工法の新シリーズ販売に向けてモデルハウスを建築して、施工方法・仕様・気密試験等を実施して、解体するとの決定となり、その現場に立会いました。

さあ、解体となり作業を見ていたのですが、なかなか建物の解体が進まない。
古い家の解体現場を何度か見たことがあるのですが、こんなに丈夫ではない。

解体業者も、なかなか進まないので、驚いていました。

『木造って、こんなに強いんだ!』

一般的には、柱と梁の接合部分が破断して、建物が崩れていくことになるのですが、金物工法の接合となると、接合部分がなかなかと外れない。
いくら梁の部分を挟んで揺らしても、土台・柱と梁が一体化となっているために、機械の方が動いてしまう。

しかし、解体屋の意地で無茶苦茶な勢いで、バリバリと解体。
上から潰すとの感じでした。

この状況を見ているときに、果たしてどの部分が壊れるのかが一番知りたいことです。
じっくり見ていながら、金物のどの部分からなっと、双眼鏡を見ながらいました。

当然、わかっているのですが柱と梁を上からでなく、横方向からの力で金物が破壊しています。

解体した残材を見ながら、金物のどの部分に応力が集中して破壊したか、観察をしました。
結果、梁受け金物を柱にボルトで接合している部分からとの解明ができました。

どのようになったか?
梁が押されることで、梁受け金物を固定しているボルトの部分の穴が開くことで、ボルト径より大きくなり抜けたことで、破壊した結果を得ました。

でも、理屈どうりです?

3.2ミリの鉄板を折り曲げてコの字型となれば、ツースリット部分の合計が6.4ミリとなり力を受けているので、当然に3.2ミリの弱い部分が集中的に応力を受けるのは。
ドリフトピンは当然にくの字型に曲がっていましたが、粘りがあるのか破壊しても、梁受け金物に追従していて、しっかりと固定を守っていたのが予想外でしたね。

しかし、強い!

目の前で、いろいろなことを見ていると6.0ミリで全てが出来ないものかと考えてしまうことも、道理ではないでしょうか!

基礎の問題

木材の精度

金物接合における応力の分散


この問題を解決出来ないかと、益々と理想的になっていった時にモッケンの金物に興味を持ったものです。

モッケンが全てに於いて、最高の金物か?

それはないです。



金物工法 | 00:23:44 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法の歴史 Ⅷ
基礎の精度や木材の精度があまいと、どうしても金物工法だと、金属より弱い木材に力が流れて、割れが生じる。

クレテックの加工で、パイプ径を拡大したり、引きを弱くすることも一つの手段だけど。
これだと、クリアランスがあるだけに揺れが伴うことが常時あれば、無理な力が横にも行くな?
まして、ボルトが緩るむことがあれば、せん断力が70%ダウン。

ツースリットだと、どうしても無理があるかな????
ホゾパイプも材料に左右される。

この工法だと、しっかりはするけど施工精度もかなりしっかりしないと、逆効果?
こんな事を、Eホームの納品問題で悩んでいました。

どうせなら、ワンスリットでしっかりしている方法はないか!と思い自分でも金物工法を考えていました。強度を取れば、加工も施工も多少の幅がある。

こんな事を考えている時に、J製作所のK専務が東京にいるから会わないかとの誘い。

K専務
『ワンスリットの金物工法がありますよ。今度、紹介しますから見ますか?多分、悩んでいる問題も解決になるかもしれませんよ?』

自分
『へー、有るんだ。是非とも見て見たいものですね。』

と後日にワンスリットの木建技術研究所の先生を紹介されました。
かなりの年配で、本当に大丈夫との印象でしたが、話をしてみるとかなり面白い。
確かに、構成がシンプルでこれなら欠損も少ないし、在来の建設会社に受け入れやすいかもしれないと直感しました。

先生
『今度、飯田橋に事務所を構えるので、自由に使いなさい!皆で、いろいろと集まれる場所を提供するので。』

後日、事務所の鍵を預かって、週末は金物研究会を称して飲みながらディスカッションしていました。
事務所に納まるように、構造を組んでいましたので、構成が本当に皆にわかるような所内でした。
この会合では、ソフト開発者や木造の構造計算のオーソリティーが集まったので、いろいろと勉強になりましたね。

しかし、何故にこの金物は見栄えがしない。
クレテックや北陸テクノのように製品のような感性がない。錆止めのどぶ浸の液体がまだらになっている。なんだか、工業品と言うより家内工業のような感じで、商品のような気がしない。

先生曰く
『塗膜が厚いし、見えなくなるのでこっちの方がいい』

まあ、この辺は年寄りのがんこさ?

このモッケン金物の開発経緯にタッチしていたので、実験にも立ち会いました。
その時に、知ったのですが木材技術センターでは、破壊の30%の強度を基本とするそうです。

70%でも良いそうなのですが、かなりプレッシャーを掛けれられましたね。

ワンスリットで出来ているモッケン金物は全ての厚みが6.0ミリが基本となっているので、ツースリットタイプの3.2ミリよりは腐食については強いと思いますね。

特に、柱とボルトの引っ張りについての肉厚が強く、強度が期待できます。

この問題は、実はEホームの実物建築の解体でどこに力が集中して破壊するかを見たとの問題も解決していたからです。

次回は、金物工法住宅の解体を書きます。






金物工法 | 00:27:11 | Trackback(0) | Comments(0)
こえられない、設計?
建築の設計に携わり、何十年も経ちますが今でも自分では実家の設計力を超える自信がありません。同じ条件を出されて、自分は本当にこの住宅が出来るのか?

今の知識・経験を持っても、出来ない!

設計って感性なのかもしれませね。

実家の設計者は、本当に当時は最高の住宅を作っていたと思います。きっと建築家として最高の時代に設計したのかもしれません。

世の中不思議なことに、偶然に実家の設計者と2回比較されることになりました。
群馬の住宅のコンペで、80坪くらいの住宅の設計で最終的に自分を選んでくれたことがありました。
そのコンペには5名の内、実家の設計をしてくれた設計者が参加していました。
何が、施主を感動させたのか、時代の感性かもしれません。

2度目は、前回書いたHバーです。距離も20mも離れていない場所に実家を設計した建築家が完成した建物があったのでしたが、自分の設計が終わりって建物が完工した後に、Hバーの2年前の完工だそうですが、施工を同じ会社でしたことで知りました。

この比較でも、かなりの方が自分の設計力を認めて貰ったので嬉しかったのですが、実家の設計をしたことを誰もしらなかったので、複雑な気持ちでした。

考えてみれば、その建築家が実家を設計した年齢と、当時の設計していた年齢が似た年だったし、そんな感性に敏感な年令ってあるのかもしれません。
今、かつての建築を設計しろと言われても、デザインの怖さを知り始めた自分も無理かもしれませんね。

当時は、色・材質・デザインでも距離感が違うことに異常な感性があって、パースの人が悩んでいたことが、しばしばありました。

この時代は色にもこだわって、口紅の各メーカーの少しの違いや、女性の口の色とのマッチングや肌の色とのマッチングまで、考えていたほど真剣に考えていることが当たり前に思っていた時代だから、出来たのかもしれません。



設計・工事監理 | 00:40:50 | Trackback(0) | Comments(0)
時代を超えて(4次元空間)
いい建築って、時が過ぎても何時の時代にも主張があって心に訴えかけると思います。

たまたま、子供の頃は横浜や鎌倉に住んでいたので、近くには歴史を感じる建物が多くて、子供ながらにも、何となく良さを感じていたのでしょう?

こんな環境が、自分が建築の道を選んだのかも知れませんね。

4次元って、時空を超えた建築です。
昔、ベニスに行った時にほとんど人の居ない冬のサンマルコ広場で、霧がかかった何となく歴史の重みを感じることがありました。何日か、イタリアで過ごした後、パリのルーブル美術館で絵を見ているときに、多分200年以上前のベニスの町を描いた一枚がありました。

驚いたことに、まるで数日前に見たベニスの街、そのものでした。感動と感銘を受けてパリの街に戻りました。しかし、そこで見たポンピドーセンターの違和感を今でも覚えています。

当時は、設計を中心とした仕事をしていましたので、その感動をどのように自分の建築に取り込めるかを考えながら日本に帰ってきた時代でした。

それから、7年は設計中心の仕事に没頭していましたが、いつの間にか直接設計には関与をするというより、たまに気まぐれのようにデザインアドバイスみたいな感じで、組織の一員になって、若き故に受けた感動もいつの間にか忘れていました。

それから、数年過ぎて自分の業務も変わり、部署に新入社員が配属となりました。
たまたま、その社員が住んでいる近くにかつて自分の設計した建物があったので、

『近所の商店街に自分の設計した建物があるよ。』

『教えてください。2つ気になる建物があるんですけど?』

『もう、10年前だけど、早稲田の建築で街を変える建築で研究課題に取り上げられたと施主が言っていたんだ。』

『意地悪しないで、教えてください。』

『ここ!』

『当たりです。思っていた一つです。』

との、話が終わり二ヵ月後、

『父が来たので、一緒に見に行ったのですよ。自分の上司が設計した建物と説明したら、父が10年も過ぎてもデザインが今の時代でも斬新で凄い、こんなデザインはO県の地元ではめったに見ないよ。そんな上司なら、任せると言って帰っていきました。』との報告がありました。

この父親も設計士で、今は地元で建設会社を経営しているのですが。

この話を聞いて、時代を過ぎても通じる設計を目指していた昔を懐かしいと思いながら、感無量な思いが!

それから、一年後に業務拡大で派遣の社員を3名配属がありました。
たまたま、歓迎会でもするかとの話で、何処かに感じのいいお店がありませんか?との話で、みんなで盛り上がっている時に、日比谷にいい店があるのですよっと派遣の女性の提案。

派遣の女性
『Hバーなんですけど、2次会に行きませんか?』

自分
『その店の設計したのは自分なんだけど!一つ失敗して、クリアーなトップライトから星空が見える予定だったんだけど、Hシャンテの壁が・・・・。』

派遣の女性
『だって、結構有名ですよ。』と疑った様子?

かつて新入社員
『雰囲気のいい、そんなお店の通の知り合いもHバーていいよと言っていたけど!』

自分
『当時、基本コンセプトを作るのに2年くらい、オーナーと時間をかけてね。本当に、設計していると言うより、自分の居場所を作りたいみたいな感じで、最後は自分のためかな?結局、出来たのは7年前、運営はS系(有名なお酒のメーカー)のP(ショットバー)を手がけた人たちにしてもらっているんだ。今では、当たって何店舗か出しているんだけどね。』

2人そろって、あきれた顔で!

『なんで、そんな建築のデザインをしていた人が、こんなことをしているのですか?全然、今の仕事と結びつかない?????』

まあ、確かに、自分でも戸惑っている。人生、いろいろ・・・・・・・。





設計・工事監理 | 23:29:34 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法の歴史 Ⅶ
在来プレカット加工の方法では、梁の材料を投入する時に、基本が反りを下にするそうです。
つまり、逆への字ですね。

この投入方式だと、木材を移動させる時にローラーに引っかかることなく、スムーズに木材が流れるからと聞いています。確かに!
そうなると、加工で実際の梁の使用と逆で加工をすることになります。

所が、金物工法の最初の加工方式では、への字で木材を投入していました。金物工法では、上レベルからの加工を追うために、どうしてもこのやり方でなければ、寸法確保しなければならなかったこともあります。

金物工法で、基本が集成材を使用することだったから、問題も起きなかったのでしょう。
在来の木材から考えれば、寸法精度が鉄骨なみに安定していることがあった結果だと思います。

実際、日本で初めてクレテックのプレカット機械を作った、J製作所のK専務はそれまでは自動車関連の機械を作っていたので、初めて木材のプレカット機械を作ったそうです。

彼は、勉強家で本当に木材の性質や建築の構造についてよく知っている。
機械製作って、無理な注文から入っていくので、いろいろな勉強をして、作るそうです。

だから、金物工法の機械製作においても既存の概念に左右されることなく、理論的にプレカットの機械を作ったのでしょうね。

曰く、『在来プレカットに逆への字で木材投入していたのを知らなかった!!!!』既成概念を打ち破ることは、全てを知らないことで、出来るかもしれません。
自分も、この事業に携わった時に、きっと木材業界、プレカット業界、運送業界、輸入業界等の全てを知っていれば、恐ろしくてビジネスプランを実行で出来なかったのではと、後日思いました。
知らない故の強さなのかもしれません。

理想論で自信を持って実行したことが、既存の業界の方々が何となく付いてきてくれたのかもしれません。

新しいことは、誰もわかっていませんので!

今では、在来プレカット機械に金物工法加工を併用して、出来るようになりましたが!!!

我々のパイオニアスプリットを貫いたことが、ここまで市場をか変えたことを、信じたいものです。

次は、モッケン金物との出会いに続きます。


金物工法 | 00:02:49 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法の歴史 Ⅵ
ホゾパイプが斜めについいる!

それでも、無理やりに2階の柱を入れ込んだので、外壁側に梁が出ている!工場の加工ミスだと建設会社から。

なんで?
夕方にクレーム連絡。福岡のH木材の出荷。プレカット工場から困り果てて連絡が・・・・・。

調査しても原因がわからなくて困っている。

写真を取っているので、見て欲しいとの連絡で直ぐにFAXで確認!
確かに、2階の一方が外壁側を押している。

見て、直感!集成材の問題だ。

金物加工する上で、集成材の精度は鉄骨なみの規定を準用している。しかし、問題は集成材の規定でラジアン規定が国内には無いことだ。

一般的には木材の寸法意規格では、105x105に対して±0.5ミリとの規定はあるが、角度の規定がない。

つまり、平行四辺形でも寸法狂いがなければOKとなってしまう。

今回の問題は、平行四辺形の斜面に上から、加工したことで斜辺に垂直に金物が付いてしまったことで、問題が発生したことに納得。

そのまま、金物を付ければ最後の木材の接合をするときに、梁の中間であっても割れる。

自分たちが、ホワイトウッドの集成材をスエーデェンから輸入していた時には、このラジアン規定を厳格にチェックをしていたなとの思い。

しかし、今回はEホームが材料の支給だし、集成材のメーカーも規定していない。
これからも、この問題は発生するだろう!

第2回目の精度規定修正
引っ張りを弱くすることで、解決。しかし、これで良いのかな?

まあ、それでも在来より強いからいいか、OK.

割れて強度が落ちるよりいいか!

次は、在来プレカットと金物工法プレカットの加工機械の考え方の違いです。

金物工法 | 12:05:03 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法の歴史 Ⅴ
金物工法って、不思議なことに上にいくほど、逆ハの字に広がっていくので、台形ですよ!
と、金物工法に携わった頃に教えてくれた、S産業のI部長がいた。

0.5ミリの範囲で、土台から最上部の梁までの接点が2階建てですと、①土台+1階柱下 ②1階柱上と梁 ③2階柱下と梁 ④2階柱上と梁 計 4か所x2で8ヵ所ですね。

最大0.5ミリの移動が有りますので、理論的には 8x0.5で4ミリは上が広がる可能性があるとの話を聞きました。

全部が同方向に開くことはないので、このようなことにはないのでしょう。しかし、実際の現場で建て方をしていると、確かに上に行くほどドリフトピンの入りが悪い。

建て方を見ていても、梁を落として行く時にも、確かに柱と梁の間の4ミリどころではない。
10ミリはあろう!!!!!

土台精度との、関係もあるかもしれない?

職人さんが、力任せに差し込んでいる。
最後の梁をかけると、本当に柱と梁だけなのに、微動ともしない。

大概、この段階で大工さんや鳶さんは、驚く!!!!!

在来と違って、本当にぐらぐらしないし、強い。危なくない。
だいたい、金物工法を嫌がっていた、大工さんも少しなびく????

技術の進歩。

でも、問題が・・・・・・・。

何本かの梁が割れている。
柱方向に!!!!ドリフトピンはくの字?

問題は、集成材の規定と加工。

つづく・・・・。



金物工法 | 11:21:37 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法の歴史 Ⅳ
金物工法はもともとは囲い込みのために使っていた独特の工法でした。

自分たちも、クレテックにおいて独自の規定を考えて、引寄せを強くする規定を設けて部材の密着性を高めることで、気密精度をアップさせていました。

しかし、Eホームでこの規定を採用していたことで、大変な事態が起こったことは今でも鮮明に覚えています。つまり、集成材や基礎天端のレベルが揃って、初めて出来たことを何時の間にか忘れていたのです。

FCの納入先から、ドリフトピンの入りが悪いとのクレーム!
プレカット工場出荷の時点での施工精度について、チェック規定をつくりっているし、テストをおこなってまだ10日ではないか?

変だ、実態調査もあり急いで、静岡の現場に確認しに行きました。

確かに、集成材の柱の割れがあっちこっちにある。バリバリ

これでは、接合されていないことと同じだ、全然強度がでない!!!!!どころか、やばい?

そう言えば、J製作所のK専務が言っていたっけ!

『少し、緩くして規定を決めた方がいいですよ。逃げが利かないですから!』
こっちとしては、なんどことやら?400棟の出荷しているOMは、こんなことなんて無かったはず。

何かが、オカシイ?
土台のレベル確認をしている時に、ベニヤを使って調整している。これでは、3.0ミリの土台調整が出来るはずがない。
OMの時は、サンダーで削ってでも、レベル調整して直土台だったっけ!

金物精度が0.5ミリとの規定が支配しているのに、基礎天端レベルが5ミリ~7ミリも違えば、狂って割れるのは、結果が当たり前だ。

当時の、在来木造の基礎天端精度はこんなもんで良かった時代だしFCの建設会社や工務店では、無理なのかな?確かに、プラスチックで出来ているフィラーも3ミリのは有りましたが、1ミリのフィラーを出している、メーカーも1社しかない?

フィラーを使うことも知らなかったし、在来と同じで考えていので工務店も面食らっていました。
初めてだから、しょうがない?

原因がはっきりしたので、工務店にはフィラー調整をしてくれるように、お願いして帰りました。

10年前は、猫土台(基礎パッキン)なんて今と違ってほとんど採用していない時代でいしたね。
今は、基礎パッキン仕様が当たり前の時代ですが!!!!


各建設会社の施工精度が、こんなに差があることを知らなかったことを認識しました。

だから、J製作所のK専務がホゾパイプは一回り大きくして加工していた方がいいですよっと言っていた

納  得 !

また、また問題が続く!

金物工法 | 10:55:10 | Trackback(0) | Comments(0)
ロレックスとの出会い
40年近く前に、親父が自慢していた時計がありました。

『この時計をしたままで、風呂に入っても大丈夫なんだ!泳ぎに行っても、着けたままでも平気なんだよ。銀座のクラブで飲んでも、これを置いていけば付けが利くと』・・・本当に自慢げに喜んでいました。

しかし、子供の自分には別世界で、何を言っていることやら?

毎日時計を見ながら、手入れをしていました。
その時にロレックスと言われても、こっちとしては興味がなかったので、ふーんとの思いでしたね。

自分
『なんで、そんな高い時計をかったの?』
親父
『毎年、国産時計のいいやつを水に濡らして買い換えているなら、結局は高くなるしね!』
『時計やさんに、丈夫で水が入らない時計を持ってきてくれと言ったら、これを持ってきたんだ。確かに、オメガやロンジンもいいけど、水に強いのが欲しかったんだ。』

確かに、風貌が割れているか、文字盤にカビの生えた時計を毎年貰っていた。

当時、船長をしていた叔父がオメガのコンステレーションをしていたのですが、法事で時計を置いて手を洗ったときに忘れて、3時間後にはなかったことも親戚では、話題になっていました。

親父
『お前に、形見として将来は渡すから。』
まあ、ローデンストックのホワイトゴールドのめがねをしていたり、いいものを持っていたことは確かでした。

それから、20年。
親父と銀座で時計を見に行った時に、ロレックスのエクスプローラー(20万円くらいだっと思います)を買ってやると言われたのですが、オーバーホールは自分で払えと言われて、2年ごとに2万5千円も払うならば、セイコーの新品が変えるのじゃないかと今思えば浅はかな気持ちで、セイコーのダイバーを買ったことが、悔やまれます。

買っとけば、良かった!

また、10年・・・・。
30台の半ば近くにもなり、管理職にもなったことで、誕生日に記念になるものをお袋が買ってあげる。と言われ、今度こそロレックスと!サブマリーナを購入しようと、お店に行くと取り寄せですが、何時入荷されるかわからないとの答え。
ロレックスでは、古くからの取り扱いをしているお店なんですが、それでもこんなものかと、予約だけはして帰ってきました。
それから、一年後に入荷されましたが、どうしますかとのお店の連絡?即効、早退してお店に直行で、やっと手に入れたロレックスサブマリーナ16610
日本ロレックス正規代理店購入品なので、オーバーホール代金は永久50%OFF。

そんな、出会いでしたね。

しかし、昔はローレックスと言っていたのが、今はロレックスって呼びます。

時計 | 02:23:43 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法の歴史 Ⅲ
FC のEホームから、金物工法を使用したシリーズをクレテックでおこなうが、供給体制と技術供与が出来ないかとの話が持ち上がりました。

当時は自分たちの技術力が一番認められていたのは、業界が狭い・扱っていた企業が少ないことで、きっと情報を得て、ビジネスが持ち込まれた時代でした。

全国ベースで年間1000棟の供給となると、とても今の協力プレカット工場の場所も生産も運搬も全てが整っていない。

北海道、沖縄を除いた全国供給のシステムを考えて、価格・資材・木材のトータルコスト案が採用になり、いざ実行となることとなりました。

まずは、プレカットの設備を設置してくれる工場を探さなくては!

全国を200キロベースで分けれると、岩手・新潟・福島・東京近郊・静岡・名古屋・大阪・石川・広島・福岡・高知が必要だとの結論で、ネットワークをシュミレーションしていましたが、思うように協力してくれるプレカット工場が見つからない。

最小にしても、東北・関東・中部・北陸・近畿・中国・四国・九州の最低一箇所は必要だと、思いながらも、なかなか・・・。

新たな、機械設置のなっても機械を作ってくれる企業が2社しかいないし、7箇所となると納期に半年以上もかかってしまう。FCの販売時期も決定されているし、半年の猶予しかない!

間に合うのか??????

機械メーカーの2社の担当が、毎日のように全国を周ってくれて情報を集めても、なかなか事がスムーズに運ばない。自分の代わりに、家に帰ることなく本当に一生懸命に動いてくれて、毎週金曜日には東京経由で、状況を教えてくれる。

かれらの凄さは、自分の機械を販売することだけではない。
自分たちが、日本の木造建築の新たな方向を、作っていくのだとの思いがつくづく伝わってきました。

自分たちが、建築の歴史に一歩書き加える。

こんな思いが、この業界に素人の自分がのめり込んで行った時期でした。


仕事ありきで、話を進めても在来工法のプレカット工場は、腰が重くて・・・。
金物工法!相手にできない。そんなもの売れるのか?
常に、引いている答えしか戻ってこない。
確かに、自分も2年前まではこんな工法なんて、売れるの!と言うか、本当に必要なのと思っていただけに、気持ちはわかる。

そんな中で、協力をしてくれてきたのが、建材会社・製材工場・木材工場・運送会社・建設会社だったのです。しかし、事は順風満帆ではなかった。

説明会では、プレカット工場の件では素人呼ばわりされるし、契約前日には2社の企業の断り、挙句の果てが、出向元の親会社からの計画変更要請。

子会社の売上の2倍の販売をおこなっては、企業の存在が変わるのではないかと!
売上金額を下げろ。出来ないなら、中止。

後、一ヵ月後には全国にTV CMを流す予定まで迫っているし。

企業間の問題まで、発展して親会社に頭の上がらない代表もEホームの購買部長と喧嘩状態になってしまいました。

あとは、お前の判断に任せると言われても。

人間としての責任もありますが、自分たちが建築の歴史を変える重要な役割を持っているとの思いがあり、今のこのチャンスを逃したらきっと金物工法は、木造の片隅に追いやられてしまう。

企業の責任を持ちながら、Eホームの購買部長に面談をしました。

自分
『今日は、会社の返事を持ってきました。』
Eホーム
『あなたの言葉が、会社の社長判断としていいのですね。』
自分
『はい、貴社の仕事をさせていただきます。』
Eホーム
『それが、会社の答えとして良いですか!あなたも、首をかけてするなら、Eホームは全面的に協力しますよ。』

・・・・・・・最終取引条件等・・・・話し合い。

Eホームの購買部長が、企業内の協力を得られないならば、内の社員を自由に使ってもいいと言ってくれました。

感動しました。

自分の熱意もありましたが、自分の代わりに全国を短期間で周ってくれた、J製作所のK専務やR販売のH部長には、感謝がつきません。この2人の力なくしては何も出来なかったと、今でも思っています。

もともと、クレテックのプレカット機械を既存の大手のプレカットメーカーでは相手にもしなかったところ、H部長の力とJ製作所のK専務のこころ意気があったこそ、今の金物工法の歴史が一歩刻まれたと!

地上の星なのかもしれません!

あと、大切なのは運送にまったくの素人の自分に賭けてくれたM運輸の専務、運搬システムが出来なければ、事業の成功はなかった。
素人ゆえの、無茶苦茶な話に乗ってくれなかったら、今の金物工法の普及は10年は遅れていたでしょう。

そんなこんなで、やっとEホームの販売に間に合い、社内外体制を整えられて製品を納品したときには、これから日本の建築は変わるとの感動の思いで、東京タワーとレインボーブリッジの夜景を社内から見ながら、事業の責任と満足で一人静かに眺めていたことを思い出します。

チームのみんな、ありがとう。
この業界に入って3年目の冬でした。







金物工法 | 01:37:43 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法の歴史 Ⅱ
金物工法と言えば、代表格がクレテックですね。
クレテックを追従しているのが、北陸テクノの金物ではないでしょうか!

当時、金物工法+木造躯体で400以上の供給をしている仕事をしている時に、10年前に北陸テクノの代表が金物を売り込みに来ました。なんだか、田舎の親父が、鞄に金物をいっぱい詰め込みながら、金物を新聞で包んであったのが、印象的でした。

とりあえず、金物の内容を検討して見ようとなり、新聞紙から取り出した金物を見ると形がクレテックをそっくり!

自分 
『なんだか、クレテックに似ていますね。』
北陸テクノ
『全然、違う形ですよ。どこが、似ているのですか?』
自分 
『基本的な構造が同じなので、必然と同じ形になったのでは?』
北陸テクノ
『まず、クレテックと違うのは梁が落ちるのを防ぐために、引っかかりを柱に持たせることで、クレテックとは違いますよ!』

確かに、出べそみたいな膨らみが、柱に掛り梁落ちすることを防ぐのを理解はできましたが、あまりにも似ている。価格が同じに合わせると言われても、クレテックの開発に会社も協力して、いろいろとタツミに製作させているので、価格は一番安く購入している。

■ ジンクロによるクロ色
■ 土台継金物
■ HDパイプ
■ オールドリフトピン
これらは、会社のS氏がタツミに採用させたものだけに。

北陸テクノは、飛行機の部品を作っているので精度や技術力には自信があると、言って帰っていきました。

確かに、特許は切れているが、まだタツミの意匠権が残っているのでは?

その後に、新昭和や土屋ホームが採用?
でも、出べその部分の押出し成型では、3.2mm.は引き伸ばされて、かなり肉厚は薄いのでは?
確か、せん断試験を行った会社があり、やはりその部分が一番先に破断した?との情報が流れてきました。

との、問題もいろいろ解決したのでしょう。

いまでは№2の金物です。



金物工法 | 10:41:10 | Trackback(0) | Comments(0)
金物工法の歴史 Ⅰ
金物工法もこの10年間で、いろいろな種類が出てきています。

最初に在来工法の進歩したやり方の考え方は、40年以上前にS住宅が柱にパイプを入れて、在来工法に金物接続をすることで、在来工法より当時の価格で2万円/坪ローコスト化していたことがあります。

自分も30年前に、初めて見たときに在来工法の進歩に驚いたのでしたが、やっぱりいくら安くても当時の施主は、住宅には入れることが抵抗があったので、アパート建築が主な用途でしたね。

このイメージから抜け出せなくクレテックを見たときには。なんだか在来工法に金物接合の方式に抵抗があり、ピントこなっかた気がします。

クレテックの由来は、沖縄の呉さんが在来工法の通柱の欠損を見ていて、柱が弱いのではないかと考えて出来たそうです。
しかし、沖縄で木造建築って不思議な感じはしますが、RC構造の多い沖縄だから余計に感じたのかもしれません。

クレテックは、金物工法でも普及金物として販売したことで市場に普及をしてきた意味が強いです。
当時は、金物工法も独特な工法でもあり、FC化で囲みが強かったのではないのでしょうか。

10年くらい前ですと、クレテック・J工法・モッケン工法等が一般的で、と言っても年間供給は微々たるものです。

ある意味、クレッテックがその中でも一番の実績がありましたが、オール金物工法で木造を作っていたのは、OMソーラー協会がフォルクスハウスとして年間400棟の供給をしていたのが、最大だったのではないでしょうか?

まだ、一般的ではなかったホワイトウッドを構造に採用していたのも、日本では最初だったと思います。最初のクレテックは色もシルバーで梁側上にはボルトを採用していたので、建築金物で接合しているのが、もろ見えでした。

しかし、その後に色も黒になり、ボルトもドリフトピンに変更となってからは、金物も木材の中に入り込み金物工法の金属部分の外観イメージは少なくなりました。これらの、金物開発の発展によりこの10年で一般的にも受け入れられてきたと思います!

次は、北陸テクノです。







金物工法 | 22:47:59 | Trackback(0) | Comments(0)
景気が良いのか、悪いのか?
日経ネットの記事を読んでいると、一体住宅業界はどっち????
と思えるような、正反対の記事ですね。


不動産各社の08年度住宅供給計画、4.7%増
不動産経済研究所と市場経済研究所が9日まとめた全国住宅・マンション供給調査によると、不動産各社の2008年度の住宅(マンションを除く)供給計画は前年度比4.7%増の30万4710戸、マンションは同2.0%増の10万3889戸だった。市場経済研究所は「前年度は改正建築基準法施行に伴い供給が大幅に落ち込んだため、それを補おうと強気の計画を立てているようだ」とみている。

7月首都圏マンション発売、44.5%減 不動産破綻響く 
不動産経済研究所(東京・新宿)が14日発表した7月のマンション市場動向によると、首都圏の発売戸数は前年同月比44.5%減の3554戸となった。発売戸数が前年同月実績を下回るのは11カ月連続で、落ち込み幅は1996年10月(54.3%の減少)以来の大きさだった。価格の高騰に加え、相次ぐマンション会社の経営破綻が需要低迷に拍車をかけた。

 発売戸数を地域別にみると、千葉県の落ち込みが最も大きく、82.4%減の225戸。最も減少率が小さい東京都区部でも23.2%減の1720戸だった。発売した戸数に占める実際に売れた割合を示す契約率は首都圏で前年同月比20.6ポイント下落の53.5%と今年1月以来の50%台を記録。好不調の目安となる70%を大きく割り込んだ。

8月の3大都市オフィスビル空室率、そろって上昇
 生駒データサービスシステムが9日発表した3大都市の8月のオフィスビル空室率は、前月比でそろって上昇した。東京主要5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)は2.2%で0.1ポイント、大阪市は6.3%で0.2ポイント、名古屋市は7.5%で0.3ポイントそれぞれ上昇した。景気が後退局面にさしかかり、オフィスを縮小したり統合する動きが広がっているようだ。

 1坪当たりの平均募集賃料は東京主要5区が前月比10円低下して1万5220円、大阪市は横ばいの8930円、名古屋市は10円上昇の9750円だった。


7月の建設受注額49.2%増 改正建築基準法で反動増
日本建設業団体連合会(日建連)が29日発表した7月の建設受注額(速報値)は、前年同月比49.2%増の1兆850億円だった。官民で大規模な工事の発注があったうえ、改正建築基準法の施行直後で受注が落ち込んだ昨年7月と比べたため、増加率が大幅になった。6月との比較では、ほぼ横ばいだった。

 官公庁発注は98.0%増の2110億円だった。栃木県内のダム工事などが全体を引き上げた。民間発注は、前年を43.5%上回る8200億円。電気機械や輸送用機械で大型案件があった製造業が82.3%増となった。非製造業でも大規模なオフィスビルの建設があり、32.3%増えた。

 同連合会に加盟するゼネコン(総合建設会社)51社の実績をまとめた。





不動産・建築情報 | 23:45:58 | Trackback(0) | Comments(0)
建築基準法の改ざんでは?国土交通省!
建築基準法を本当に舐めているのは、国土交通省ですか。
それとも、私有化ですか?
それとも、選挙前の財界への配慮ですか?

かつて、完了検査までに認定が取れればOKなんて聞いたことがない。

建築申請時に、認定番号を記入しなければ確認下付がされないのでしょう。この数年の基準法改正で、耐火・防火認定はなんだったんでしょう?

認定番号について、あれほどうるさく言っていた行政はどこへ行ったのでしょうか?



規格外生コンで調整会議/大臣認定前に工事再開要請へ
社会 2008/09/05  生コン製造販売会社「六会コンクリート」(藤沢市亀井野)が砂の代わりに溶融スラグを混ぜたJIS規格外の生コンを出荷していた問題で、県や関係市による二回目の連絡調整会議が五日、横浜市中区で開かれた。国土交通省はこの生コンを大臣認定し適法化する方針を明らかにしているが、認定までには時間がかかるため、工事中の物件については認定前に工事を再開できるよう国に要請する方針を決めた。

 国交省は物件ごとに安全性を確認した上で大臣認定するとしている。だが認定までには数カ月かかる見込みで、認定要件もまとまっていない。

 このため同会議では国交省に対し、認定要件の早急な設定を求めるとともに、工事を中断している物件については、完了検査までに大臣認定を取得することを条件に、認定要件に準じた調査を行った上で市と協議すれば工事を再開できるよう要請するという。

 また来週中にも建設業関係団体に向けて、生コンの配合報告書の内容を製造業者に確認するよう要請文を送り、再発防止を図るという。



違反建築・偽装問題 | 23:49:57 | Trackback(0) | Comments(0)
ヨーロッパの商取引の不思議?
カナダやヨーロッパの取引の基本でよく 『クオーター』 って言葉を使用します。
つまり、1/4です。

1月から3月、4月から6月、7月から9月、10月から12月が区切りだそうです。
日本でも、大手企業では四半期決算も同様ですね。日本株も国際化されている影響でしょうか?

海外では、価格もクオーター単位で交渉をしなければならないことも多くて、結構大変です。
日本ですと、価格変動がなければ一年単位がほとんどですが。

この、日本の価格と海外での交渉での価格差が発生することもシバシバです。
海外企業の価格が下がれば良いのですが、そうとも言っていられない。
また、どこの国の通貨を基本とするかで、為替の変動もあって輸入の商売って大変でした。

取引価格では、コスト・為替の2本ですから!

日本の商取引と一番違うのが変更ですね。
例えば、300個を契約した後、200個の追加を発注すると多くの企業の単価がアップしてしまう。
日本ですと。

発注者
『予定では、300個でしたが急に200個の受注がプラスされましたので、合計500個の発注ですから、少し価格を配慮してくれませんか!どうでしょう?』

受注者
『大量の追加発注していただきまして本当にありがとうございます。価格については精一杯値引きさせていただきます。10%値引させていただきます。』

こんな会話が、日本では一般的で自分もこんな対応をしているのが日常ですね。

しかし、海外の取引では逆のこともあります。

受注者
『追加発注となると、工場のシフトも変わりますし計画変更となると追加価格はアップしますが!10%ではどうでしょうか?』

良くて、同じ単価です。

第3クオーター(夏休み)に掛かる発注となると、いくら吹っかけられるか?

商取引では、同等な立場が確立されているのかもしれません。
国内では、所詮発注者が強いのですが。

かつて、Sハウスのお客さまで面白い話を聞きました。
企画商品で8畳の部屋を6畳に変更をしたら、変更価格が50万円アップしたとのことでした。
何で、減ったのに価格がアップ。

当然、工業製品ですので工場の生産計画変更や図面変更等で無駄な経費がかかるので当たり前だと思いますが、そのお客様は何故かSハウスと契約で損をしたイメージがあるとのことで、契約をしなかったそうです。

心情的にはわかるのですが、企業論理としては正しいのではないのでしょうか?

住宅産業では、発注者が企業を選ぶし、お客さまは神様ですとの変な思いが、対等にはならないのでしょうね。

契約もしていないのに、自分はお客様との意識が強くて、わがままの方も多いことも事実です。
弱いものをいじめるのは国民体質なですか?????







コスト・坪単価 | 00:22:08 | Trackback(0) | Comments(0)
2x材の、2つの寸法!
かつて、カナダの2x材のメーカーの日本事務所で輸入の話をしていた所、同じ2x4材なのに価格が2つ有って驚きました。

なぜ?20%も違うの????

乾燥材(KD)価格と未乾燥材の価格だと、メーカーの説明を受けて納得しましたが、2x4なのに寸法が違うことが不思議でした。

北欧との取引には、製材寸法が基本で2x材のような規格がなかったのかもしれません。

カナダには、独特の文化があって驚きました。
日本では、メーカーであれば品質が同じであるのに対して、カナダではメーカー指定をしても2x材の品質はかなり違うことが当たり前になっていることに驚きました。

カナダでは、工場買収が激しく今日の工場が明日はライバル会社の工場になることが、日常茶飯事だそうです。

ですから、気に入った木材を購入するにはどの工場で生産されているのかを意識しなければならないそうです。必ず、木材に工場№が入っているとのことでした。確かに、カナダも広い国土ですし工場は常に近くからの伐採で加工しているのですので、当たり前のことですが。


しかし、面倒ですね。今年はAメーカーで来年はBメーカーとなると価格交渉が大変!





木材 | 00:28:59 | Trackback(0) | Comments(0)
木材の含水率
木材には含水率の規定があります。

一般表示は、D15・D20・D25の3種類が一般的です。
例とすれば、D15は含水率15%以下となります。

含水率で木材が何かもわかりますね。

まず、D15となれば集成材以外はないですよ。15%以下の集成材を作るのに、一般的には4%から7%まで木材を乾燥させます。なぜ、そこまで含水率を下げるのか?

集成材の接着剤が、10%以上になると強度に問題が出るからです。よく、集成材の剥離が問題になることがありますが、原因は含水率を守らないで接着した結果です。製品となっている時には、わからないのですがカットを入れた瞬間に小口が開くことで、プレカット工場が気づき市場に出るのを防いでいるのでしょう。

集成材が、日本の梅雨や雨等の湿気に弱いと言われているのが、接着材の問題です。

集成材が11%くらいなのは、貼りあわせ後に徐々に木材に水分を吸水させていくのも一つの方法です。

集成材のように、4%まで含水率をさげると細胞を殺す状況となりますので、木が水分を保有しなくなります。集成材で出来た木造建築は、木の性質をなくしているので木造建築とは言いにくいのではないのでしょうか?

乾燥材と言われる、D20までが本来の木材としての性質を残した木造建築と思います。
昔の工務店は、木材置き場に一年以上立てかけて乾燥させ、木の性質を出させて木材の使用個所を決めていましたから、いい木造建築が可能だったのでしょうね。

今の、KD(乾燥材)は、ボイラーで2日から3日くらい重油を燃やして、強制的に乾燥させています。
スピード時代ですが、木材の味はないですね。釜から出した直後の木材は何故か、油くさいです。

木の香りが飛んでいるのを見ると、木材に思えない。しかし、市場の要求ですのでこれも有りですね。









木材 | 00:12:11 | Trackback(0) | Comments(1)
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