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けんちく家

Author:けんちく家
建築の設計・工事監理の仕事をしています。

建設業は、日本の経済を動かす主幹ですね。それだけ、関係者が多い。
建築には数多く知識が必要です。

いったい、住宅を建てるのに設計者も施工者もどんだけ技術・知識があるのでしょうか?建築の雑学を中心にブログを始めました。




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金物工法の歴史 Ⅷ
基礎の精度や木材の精度があまいと、どうしても金物工法だと、金属より弱い木材に力が流れて、割れが生じる。

クレテックの加工で、パイプ径を拡大したり、引きを弱くすることも一つの手段だけど。
これだと、クリアランスがあるだけに揺れが伴うことが常時あれば、無理な力が横にも行くな?
まして、ボルトが緩るむことがあれば、せん断力が70%ダウン。

ツースリットだと、どうしても無理があるかな????
ホゾパイプも材料に左右される。

この工法だと、しっかりはするけど施工精度もかなりしっかりしないと、逆効果?
こんな事を、Eホームの納品問題で悩んでいました。

どうせなら、ワンスリットでしっかりしている方法はないか!と思い自分でも金物工法を考えていました。強度を取れば、加工も施工も多少の幅がある。

こんな事を考えている時に、J製作所のK専務が東京にいるから会わないかとの誘い。

K専務
『ワンスリットの金物工法がありますよ。今度、紹介しますから見ますか?多分、悩んでいる問題も解決になるかもしれませんよ?』

自分
『へー、有るんだ。是非とも見て見たいものですね。』

と後日にワンスリットの木建技術研究所の先生を紹介されました。
かなりの年配で、本当に大丈夫との印象でしたが、話をしてみるとかなり面白い。
確かに、構成がシンプルでこれなら欠損も少ないし、在来の建設会社に受け入れやすいかもしれないと直感しました。

先生
『今度、飯田橋に事務所を構えるので、自由に使いなさい!皆で、いろいろと集まれる場所を提供するので。』

後日、事務所の鍵を預かって、週末は金物研究会を称して飲みながらディスカッションしていました。
事務所に納まるように、構造を組んでいましたので、構成が本当に皆にわかるような所内でした。
この会合では、ソフト開発者や木造の構造計算のオーソリティーが集まったので、いろいろと勉強になりましたね。

しかし、何故にこの金物は見栄えがしない。
クレテックや北陸テクノのように製品のような感性がない。錆止めのどぶ浸の液体がまだらになっている。なんだか、工業品と言うより家内工業のような感じで、商品のような気がしない。

先生曰く
『塗膜が厚いし、見えなくなるのでこっちの方がいい』

まあ、この辺は年寄りのがんこさ?

このモッケン金物の開発経緯にタッチしていたので、実験にも立ち会いました。
その時に、知ったのですが木材技術センターでは、破壊の30%の強度を基本とするそうです。

70%でも良いそうなのですが、かなりプレッシャーを掛けれられましたね。

ワンスリットで出来ているモッケン金物は全ての厚みが6.0ミリが基本となっているので、ツースリットタイプの3.2ミリよりは腐食については強いと思いますね。

特に、柱とボルトの引っ張りについての肉厚が強く、強度が期待できます。

この問題は、実はEホームの実物建築の解体でどこに力が集中して破壊するかを見たとの問題も解決していたからです。

次回は、金物工法住宅の解体を書きます。




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金物工法 | 00:27:11 | Trackback(0) | Comments(0)
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