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けんちく家

Author:けんちく家
建築の設計・工事監理の仕事をしています。

建設業は、日本の経済を動かす主幹ですね。それだけ、関係者が多い。
建築には数多く知識が必要です。

いったい、住宅を建てるのに設計者も施工者もどんだけ技術・知識があるのでしょうか?建築の雑学を中心にブログを始めました。




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金物工法の歴史 Ⅸ
新築した建物を3ヶ月で解体することに立会う経験って、そうはないですよね。

Eホームの金物工法の新シリーズ販売に向けてモデルハウスを建築して、施工方法・仕様・気密試験等を実施して、解体するとの決定となり、その現場に立会いました。

さあ、解体となり作業を見ていたのですが、なかなか建物の解体が進まない。
古い家の解体現場を何度か見たことがあるのですが、こんなに丈夫ではない。

解体業者も、なかなか進まないので、驚いていました。

『木造って、こんなに強いんだ!』

一般的には、柱と梁の接合部分が破断して、建物が崩れていくことになるのですが、金物工法の接合となると、接合部分がなかなかと外れない。
いくら梁の部分を挟んで揺らしても、土台・柱と梁が一体化となっているために、機械の方が動いてしまう。

しかし、解体屋の意地で無茶苦茶な勢いで、バリバリと解体。
上から潰すとの感じでした。

この状況を見ているときに、果たしてどの部分が壊れるのかが一番知りたいことです。
じっくり見ていながら、金物のどの部分からなっと、双眼鏡を見ながらいました。

当然、わかっているのですが柱と梁を上からでなく、横方向からの力で金物が破壊しています。

解体した残材を見ながら、金物のどの部分に応力が集中して破壊したか、観察をしました。
結果、梁受け金物を柱にボルトで接合している部分からとの解明ができました。

どのようになったか?
梁が押されることで、梁受け金物を固定しているボルトの部分の穴が開くことで、ボルト径より大きくなり抜けたことで、破壊した結果を得ました。

でも、理屈どうりです?

3.2ミリの鉄板を折り曲げてコの字型となれば、ツースリット部分の合計が6.4ミリとなり力を受けているので、当然に3.2ミリの弱い部分が集中的に応力を受けるのは。
ドリフトピンは当然にくの字型に曲がっていましたが、粘りがあるのか破壊しても、梁受け金物に追従していて、しっかりと固定を守っていたのが予想外でしたね。

しかし、強い!

目の前で、いろいろなことを見ていると6.0ミリで全てが出来ないものかと考えてしまうことも、道理ではないでしょうか!

基礎の問題

木材の精度

金物接合における応力の分散


この問題を解決出来ないかと、益々と理想的になっていった時にモッケンの金物に興味を持ったものです。

モッケンが全てに於いて、最高の金物か?

それはないです。

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金物工法 | 00:23:44 | Trackback(0) | Comments(0)
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