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けんちく家

Author:けんちく家
建築の設計・工事監理の仕事をしています。

建設業は、日本の経済を動かす主幹ですね。それだけ、関係者が多い。
建築には数多く知識が必要です。

いったい、住宅を建てるのに設計者も施工者もどんだけ技術・知識があるのでしょうか?建築の雑学を中心にブログを始めました。




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木材の水分(含水率)の話
近年の木造建築では、乾燥材(KD)や集成材の利用が多くなってきました。
これって、瑕疵保証以降ですよね!
施主が望んでいると言うより、ビルダーがクレームの対応で採用を促進していることが原因だと思います。

しかし、建物のことを考えれば良い結果かもしれません。

なぜ、このような材料を使用するのかは、木材に含まれる水分により建物を建てた後に、木材の収縮を最小限にすることで、建物の狂いが生じないようにするためです。

専門用語で、木材の含水率の表示でD15、D20とかの表示があります。これは、水分の上限を示しているものです。基本的に集成材はD15(約13%)、KD材D20(約18%)と成っています。

集成材のラミナ(木材)は、7%以下まで含水率を落としてから戻しているために、木の組織を完全に破壊して水分を保水しにくしていることで、木材の狂いをなくしています。

ちなみに、未乾燥材では含水率が30%ともあり、大工さんが鋸をいれると水が出てくることもあるそうです。そうなると、収縮も激しくて建物構造が狂い、ビー玉が床を転がることも当たり前かもしれません。

昔は、と言っても40年くらい前までは工務店の庭に木材を立てかけて2~3年くらい寝かせた風景がありました。これにより、木材を自然乾燥させ、木の性質を見極めて材料を轢いていたので、大工さんも木材の変化を感じて木の目を見ながら、材料の使用部位にうまく使っていたのでしょう!今はボイラーで強制乾燥ですから。

賢人の知恵に感服します。

しかし、今はスピード時代。コストダウンは必然。木材を寝かせることは無理なんでしょう。
30年間で、それこそ坪単価は変わっていないことを考えれば、手をかけられない・・・・・・。

高いと言われている建築費では、やもえない選択かな?

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木材 | 12:06:10 | Trackback(0) | Comments(0)
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